俳優ロバート・カーライルが監督を務めた短編映画「Three」が、長編映画化されることになった。「トレインスポッティング」で知られるロバートが監督を務めるのは、2015年の「バーニー・トムソンの殺人日記」以来。脚本はアイザック・グリン氏とパトリック・マクファーソン氏が手がけ、グリンがマット役、女優ヴィクトリア・ハミルトンがサラ役、俳優ニコラス・ロウがエド役でそれぞれ出演している。
物語は24歳の青年マットが、裕福な初老の夫婦サラとエドのロンドンの豪邸へ深夜に招かれるところから始まる。夫婦からの性的な誘いを受け入れたマットだったが、その関係は次第に支配と権力をめぐる危うい駆け引きへと変貌していく。
23分の本作は同意のあり方や階級、特権、抑圧された欲望、世代間の性意識の違いといったテーマを扱っており、ロバートはこれを「コンセプトの提示」だったと説明する。グリン氏とマクファーソン氏は現在、同じ登場人物たちを描く長編版の脚本に取り組んでいるという。
BANGショービズの取材に対し、ロバートは次のように語った。「最初から短編だけで終わらせるつもりはなかったんだ。長編化のための資金を集める、いわばコンセプト提示として作ったものだからね」「実現できることを願っているよ。インディーズ規模の映画で資金を集めるのは本当に難しいけど、いつか日の目を見てほしい」「あれが第1幕だと感じてもらえたなら嬉しいね。抑圧された欲望についての話であり、3人の間の力関係についての話でもあるんだ」
ロバートは経済力を武器にマットの体をさまざまな形で利用しようとする夫婦とマットとの間にある階級差を意識的に描き出そうとしたという。