歌手で女優のアリアナ・グランデが、自身の楽曲流出をめぐる不正アクセス事件で、容疑者特定に向けた新たな法的措置に踏み切った。流出の背後にいる人物を突き止められる可能性のある、インターネットプラットフォームの記録開示を裁判所に求めている。
米TMZが入手した新たな訴訟資料によると、アリアナは複数のオンラインサービスや第三者企業に対し、召喚状発行の許可を裁判所に求めている。企業側が、未発表楽曲を盗んだとされる匿名ユーザーに関連するアカウント情報やログイン記録を保有している可能性があるという。
アリアナは犯人特定のために何年も費やしてきたが、相手は使い捨てアカウントや個人間決済サービスの陰に隠れ続けてきたと主張している。ハッキングと流出は現在も続いており、証拠が失われかねないと懸念しているという。
7月にアリアナは共同制作者のアカウントに不正アクセスし、未発表の楽曲・画像・動画・音声ファイルを流出させたとして、「ジョン・ドウ」としてのみ特定される2人を相手取り提訴していた。訴状によると、被告らはアリアナと親しい写真家やプロデューサーの個人アカウントに侵入し、未発表コンテンツを盗み出してダークウェブ上で高額で販売していたとされる。流出は2023年だけで45曲、11年のデビュー以来では数百件にのぼるという。