パンクバンド「ブリンク 182」のドラマーとして知られるトラヴィス・バーカーが、2008年に起きた飛行機事故で、爆発直前に脱出していたことを明かした。事故はサウスカロライナ州の空港で離陸直後に発生、4人の犠牲者を出した。トラヴィスは、友人のDJ AMことアダム・ゴールドスタインの目を覚まさせ、機体が爆発する「10秒前に」脱出したという当時の状況を語った。
ディズニープラスの新ドキュメンタリー「Louder Than Fear」の中でトラヴィスは当時をこう振り返っている。「飛行機は離陸して、空へ上がろうとしたんだけど、突然降下し始め、土手に衝突した。そして炎上して、カオスとなった」「AMは頭を打って、気を失っていた。彼を掴んでゆすったら、目を開けた。彼の前に行こうとしたら、自分の腕の下のほうに火が燃え移っていた」「非常口を開けて飛び降りたら、ちょうど燃料が漏れているところで、全身に火が付いた。走りまくったけど、火が消えなかったから、止まって転がり始めた。そうしたらAMが出てきて、叩いて火を消してくれた。その10秒後に飛行機が爆発した」
トラヴィスはこの事故で、肋骨を全て骨折、身体の65%に第3級火傷を負うなどの重傷を負った。
この事故ではトラヴィスのアシスタントであったクリス・ベイカー、セキュリティガードのチャールズ・スティル・Jr、そして操縦士2人が命を落とした。そして、トラヴィスと共に生存したAMも翌年、薬物の過剰摂取によりこの世を去っている。