クリストファー・ノーラン監督の超大作「オデュッセイア」(日本公開は9月11日)でオデュッセウスを演じたマット・デイモン(55)が、共演の「同世代」俳優たちとともに、撮影中の履物が原因で腰痛に悩まされていたことを明かした。
マットは、アクションシーンの撮影で最も大変だったのはサンダルを履き続けることだったと振り返る。「Radio Andy」に出演し、ホストのアンディ・コーエンにこう語った。「僕らの多くは中年世代だから、もうとにかく背中が痛くてね。トロイアの街を走り回るシーンなんて、地面が全部石畳なんだよ」「サンダルを履いてるんだけど、これがまた本物のサンダルでさ」「足なんて擦り傷だらけになったけど、それよりもきつかったのは腰の痛みだったよ。アクションシーンを撮ってたあの数週間は、鎮痛剤が手放せない撮影だったね」。「ボーン・アイデンティティー」(2003年)シリーズのジェイソン・ボーン役などハードなアクションもこなすマットだが、ジワジワと続いて蓄積していく痛みのきつさをしみじみと語っていた。
しかし、撮影の合間にも楽な靴に履き替えて足を休めることもできなかったようだ。ノーラン監督は、「CBSモーニングス」に出演した際、UGGブーツのようなふかふかの靴を履いた俳優が現場に現れると、周囲がカメラやクルーに囲まれていても、それだけで一気に「現実」に引き戻されてしまうと説明。役者たちには物語の世界に没入し続けてほしいと考えていたことを明かした。さらに、同じ理由でカメラが回っていない間の俳優たちの間食も禁止していたという。