ドラマ「SHOGUN 将軍」などに出演するハワイ在住の俳優・平岳大(51)が22日までに、自身のYouTubeでハリウッドのギャラについて明かした。
「ハリウッド俳優ってみんなお金持ちだと思われがちなんですが」と前置きした平。「SAG-AFTRA」(全米俳優組合)について解説した。自身のギャラについては明かしていないが、「16万人の会員のうち、その87%が組合の健康保険にすら入れていない」という。健保の加入条件が年収28,090ドル以上(約416万円)と米国俳優の厳しい現状を明かした。「日給20万円。だけど(年間)416万円に届かないというのが現状なんです」と語った。
さらにギャラには「スケール」と呼ばれる組合が定めた最低賃金があり、映画の予算規模により予算25万ドル(約4000万円)以下なら約4万円、200万(約3億2000万円)ドル超なら約20万円の日給が保障されている。スター級は交渉で「何億、何十億になる」一方で、スターがインディーズ作品に最低賃金で出演することもあると明かした。さらに日給だけでなく、週休テレビなども脇役、ゲストキャラなど細かく決められているという。「ブラピなんかも何十億と言われていますが、1991年の『テルマ&ルイーズ』のときはわずか96万円位でしたが、それが2019年には16億円になった。夢がある話」と文字通りのアメリカンドリームだとした。またテレビは役の「重要度と出演頻度」で決まるという。シリーズを通して主要人物は「1話1ミリオン、16億円を超えることもある」という。
平は名優・故平幹二朗さんと女優・佐久間良子の長男で、米国・ブラウン大理学部からコロンビア大学院に進学し、帰国後は外資系企業に勤務。27歳での遅咲きデビュー後、大河ドラマ「篤姫」「江~姫たちの戦国~」「真田丸」などに出演。2000年から海外で挑戦するためハワイに移住した。
得意の英語を生かし、ハリウッドでマーベル映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で日本の尾崎首相や「SHOGUN 将軍」石堂和成役などを演じた。ブレンダン フレイザー主演の「レンタル・ファミリー」にも出演。実力に加え、183センチの見栄えする容姿で、コンスタントに活躍の場を広げいている。