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野村修也氏「難癖を付けた者勝ちになる」高市首相の動画問題 中道・小川代表、動画流通「事実」明言も「裏付けの努力必要」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
野村修也氏
野村修也氏

 中央大学法科大学院教授で弁護士の野村修也氏が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、高市早苗首相に対する、いわゆる中傷動画問題について言及した。

 「中道小川氏 首相陣営の中傷動画疑惑『看過しない』も…作成主張の実業家に『疑義も留意』」と題した報道を引用。「中傷動画が世の中に出回っているからといって、高市総理側が作成したと主張する具体的な動画を1つも示せていないのに、疑義を否定したいなら疑義がないことを証明する努力をしろと高市総理側に要求するのは、理解不能な論理だ。これでは、難癖を付けた者勝ちになる。」と指摘した。

 中道改革連合の小川淳也代表は3日の会見で、高市首相陣営が2025年10月の自民党総裁選や今年2月に投開票が行われた衆院選において中傷動画作成を依頼したとする問題について、引き続き追及していく姿勢を示した。

 ただ、動画を作成したとする実業家・松井健氏が一部の報道機関に提供した動画は総裁選時のものとしながら、衆院選の時の高市氏の画像が使用されるなどしており、時系列に疑義が生じていた。

 小川氏は会見で「事実関係の疑義を含めた議論があるということは、よく留意しなければと」と前置き。「実際に詳細な事実関係上さまざまな疑義があるにせよ、そうした動画が流通・拡散しているという事実がある」と明言した。続けて「そしてその間に、(高市)事務所の関与が疑われるようなやりとりが報じられていること。いずれを取っても、全く看過していいこととは思いません」と語った。

 ただ、松井氏は動画を削除し、アカウントも削除していると伝えられており、「誹謗中傷動画の実物」が確認できない状況にある。しかし、小川氏は「動画が流通・拡散しているという事実がある」と明言している。

 記者から動画が流通しているのかどうかが確認できないとあらためて指摘された小川氏は「事実関係を評価する立場にもありません。能力もありません。が、そういうことも含めて…(約10秒沈黙)…どうやって主張を裏付けるかですよね?疑義を問うてる側も、一定の裏付けを取る努力が必要だし、疑義を否定しようとする側も一定の裏付けを取る努力が必要だ」とコメント。疑義の元である動画の存在も確認できていないのに、高市氏側に「否定する裏付け」を取るべきとした。

 疑義を問う中道側が、動画の存在も明確にできていない状況で、高市氏側に「否定する裏付け」を求めることに、野村氏は「理解不能な論理だ。これでは、難癖を付けた者勝ちになる」と指摘した形だ。

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