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子どもが不登校に…焦る前に親が知っておきたい「回復までの4つの段階」と正しい声かけ

受験

鈴木詩織 鈴木詩織
画像はイメージです(琢也 栂/stock.adobe.com)
画像はイメージです(琢也 栂/stock.adobe.com)

 お子さんが学校に行けなくなると、「早く戻した方がいいのか」「休ませた方がいいのか」と焦って正解を知りたくなりますよね。

 こんにちは。おうち受験コーチングの鈴木詩織です。

 親として不安になるのは当然ですが、不登校の対応に「たった一つの正解」はありません。子どもの内側で起きていることは一人ひとり違うからです。

 まず必要なのは、今お子さんが「どの段階にいるのか」を知ることです。不登校の時期を4つの段階に分けて考えると、親として何を優先すべきかが見えてきます。

 ◆不登校の「4つの段階」と正しい声かけ

 ①混乱期:心と体が「もう限界」と知らせている時期

 頭痛や腹痛が出たり、学校の話でパニックになったりする時期です。心身が限界を迎えている状態なので、理由を問いつめず「今日はしんどいね」「休もう」と、安心と休息を最優先しましょう。

 ②休息期:エネルギーを回復し、自分を取り戻す時期

 混乱がやわらぎ、ゲームなど好きなことをして過ごせる時期です。親は不安になりますが、これは心の回復に必要な時間です。無理に生活を正そうとせず、家が安心できる場所になるよう見守ってください。

 ③安定期:少しずつ外に目が向き始める時期

 日常会話ができたり、外出できたりする時期です。親は一気に進めたくなりますが、焦りは禁物です。「こんな場所もあるよ」と選択肢は見せつつ、子どもが自分で選べる余白を持たせましょう。

 ④再設計期:その子に合った学び方と進路を考え始める時期

 「勉強しようかな」等の言葉が出る時期です。元の道に無理に戻すのではなく、親は情報を集め、子ども自身が自分に合う道を選べるように支えていきましょう。

 ◆段階は「行ったり来たり」して大丈夫

 回復は一直線ではありません。休息期からまた混乱したりと、波があるのが自然です。「せっかく良くなったのに」と落ち込まず、その時々の状態に合わせて関われば大丈夫です。これまでの積み重ねは決して消えません。

 ◆まとめ:現在地がわかると声かけが変わる

 「早く解決したい」と焦る気持ちは、お子さんを大切に思っている証拠です。しかし、今の段階を知ることで「今、何を優先すればいいか」が見え、親の声かけも自然と変わります。

 保護者が一人で全部を背負い込む必要はありません。焦らず、まずは今の状態を知ることから始めましょう。お子さんに合った未来への道は、必ず見つけていけますよ。

 <プロフィール> 鈴木詩織 受験コーチング協会代表理事。中学受験・高校受験・大学受験を目指す親子向けの受験コーチングをオンラインで行う「おうち受験コーチング」のサービスを展開。4000家庭以上の親子の受験に向き合う。著書に『おうち受験コーチング』『子どもが自走する言い換えビフォーアフター』共著に『おうちエニアグラム』いずれもみらいパブリッシング。

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