札幌市民が持つ北海道内や他県への距離感覚がSNS上で大きな注目を集めている。
「←みんなが想像する札幌市民の距離感覚
実際の札幌市民の距離感覚→」
と図入りでその事情を紹介したのは「広大過ぎる北海道民bot」さん(@Otaru_capital)。
普通、物理的な距離が遠いほど人はその場所を遠く感じるもの。しかし札幌人からすると広大な北海道には遠く感じる場所も多く、かえって飛行機でスムーズに行き来できる東京圏や関西圏のほうが近く感じるのだという。
SNSユーザー達から
「先輩が出身地の北海道に近いという理由で東京から青森に転勤させられたけど『めちゃくちゃ遠くなった』って言ってたな。」
「飛行機で行けるところは割と近いんだけど、道内で飛行機に乗るという概念が存在しないので旭川ぐらいまでが近い感覚。それより遠いと遠いという感覚になる。交通機関に関係なく2時間以内で近いもしくはちょっと近い。2時間半以内でちょっと遠 い、それ以上もしくは乗り換えは遠い ぐらいの感覚な気がする」
「鹿児島からフェリーで北海道へ転勤してるけど北海道から関東は飛行機ですぐ行けるから近いと感じて道内移動が遠く感じるバグを体験する」
など数々の共感の声が寄せられている今回の投稿について、広大過ぎる北海道民botさんにお話を聞いた。
ーー「実際の札幌市民の距離感覚」はどうしてこの様になるのでしょうか?
bot:【道内について】
近い地域について:主に日帰りで十分に過ごせる片道2時間程度の範囲を近い判定とさせて頂きました。
遠い地域についてはやや主観的な基準ですが、道東や旭川以北の道北地域は札幌市民視点だと交通手段の希薄さや用事の少なさから訪れる機会が少なく、あまり容易に立ち寄れない場所の様に思えます。今回の地図はそういった心理的距離を誇張して表現した物となっています。北方四島は「ほぼ海外」と書きましたが、こちらは軽いジョークです(苦笑)
【道外について】
北海道民の道外へのアクセスは飛行機移動が主流となっている為、道外に関しては新千歳空港を軸に就航都市や便数を考慮して作成しました。
近い地域については、直行便があり便数が多い地域をを近い物として判定しました。例えば東京や関西は便数が多く、市民も容易に訪れる事が出来る地域と言えます。また福岡や広島などの大都市や東日本地域には直行便が存在する為、距離はあれどアクセスがそこまで困難では無いと言えます。特に東京は「北海道各地域の人々が1ヶ所に集まるのに一番便利な場所は札幌ではなく東京」とよく言われるくらい道民にとって心理的距離が近いのだと思われます。
遠い地域については、中四国や南九州などの地域はアクセスに飛行機の乗り換えが必須であり、かなりアクセスが困難であると思われます。また先述した内容と同様に移動距離に対して当該地域を訪れる用事が少なく、余り訪問する道民が多く無い事などから遠い物として判定しました。
また沖縄は直行便はある物の便数が少なく、心理的距離では補えないほど物理的な距離があるので比較的遠い判定とさせて頂きました。
ーーご投稿に対し大きな反響がありました。
bot:「何気なく投稿した画像にまさかここまで反響があるのか…」と驚きがある一方で、今回の投稿に対し賛同して下さった方々が多く見受けられ、他の札幌市民や道民の方々と自分の持つ感覚を共有できた事を嬉しく思います。また「道南民は新幹線などの影響で北東北3県との心理的距離が近い」と言った札幌以外の道民の方々の意見なども聞けて、自分自身も非常に興味深い体験が出来たと思います。
◇ ◇
読者のみなさんはお住まいの他県に対しどんな距離感覚をお持ちだろうか。
【広大過ぎる北海道民botさん関連情報】
▽Xアカウントhttps://x.com/Otaru_capital