俳優のマット・デイモンは、シャーリーズ・セロンがここ数十年ほとんど老けていないことから「遺伝子の宝くじに当たった」と確信しているという。
2000年の映画「バガー・ヴァンスの伝説」で共演して以来、クリストファー・ノーラン監督の新作大作「オデュッセイア」で再共演を果たした2人。55歳のマットは、5歳年下のシャーリーズよりも自分の方が「老けた」と実感しているそうだ。
ELLE誌のインタビューで、マットは冗談交じりにこう語った。「なぜ自分たちの中で年を取ったのが一人だけなのか分からない。シャーリーズは遺伝子の宝くじに当たったんだ」
さらにシャーリーズについて、「いつでも心から応援したくなる。人柄を知っているから、応援せずにはいられない。ただただ素晴らしい人物で、本当に、本当に素晴らしい俳優だ」と続けた。
また、モロッコの風が強いビーチでの過酷な環境下で行われた『オデュッセイア』の撮影に触れ、シャーリーズへの敬意を語ったマット。「本当にタフな」シャーリーズが、「とてつもない不快感」を抱えながらも撮影を続けたことを明かした。
「時速30~40マイルの風が砂を目の中に吹き込む中、もともと難しいシーンをこなさなければならなかった。でも、シャーリーズは本当に頼もしい存在だった。撮影スタッフはスクリーンをかざしたり、撮影を続けられるようあらゆる手を尽くしていた。それでも本人は極度の不快感に耐えていたけど、映画を見てもその様子は全く分からないだろう」「シャーリーズとは長い付き合いだが、決して文句を言わないタイプの人間だよ。だから、ついに『本当にごめんなさい、もう目を開けていられない』と言わざるを得なくなった時、本人は怒っていた」「あれはシャーリーズにとって、何よりも辛いことだったんだろう。自分は『人間なら誰だって目を開けていられないよ。ありえない。なんでもっと早く言わなかったんだ?』って言ったけどね。シャーリーズらしいよ。本当にタフな人なんだ」
そんなシャーリーズは最近、自身の映画のスタントについて、いつか子供たちに「称賛」してもらえたらと明かしていた。12歳と9歳になる娘たちは今のところ母親の映画キャリアに感銘を受けていないものの、いつか自分の仕事を振り返って誇りに思ってくれることを願っているという。「子供なんてそんなものよ。親がどんな仕事をしていても、『すごい人だ』なんて特別視するはずがないわ。でもいつか娘たちが大人になって、一緒にワインを飲みながら座って話せる日が来たら、こう言ってくれると信じたいの。『ねえ、ママ。50歳の時にヘリコプターからぶら下がってたシーン、あれめっちゃカッコよかったよ。今までちゃんと褒めてあげなかったね』ってね」