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世界三大映画祭を総ナメした大物女優 カンヌで訴えた女性主導の重要性 米国では「文化的偏見がある」

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ジュリアン・ムーア
ジュリアン・ムーア

 世界三大映画祭のすべての女優賞を受賞しているジュリアン・ムーア(65)が、カンヌ国際映画祭でのスピーチを通じ、映画界における女性主導の物語製作の拡大を訴えた。17日の夜、カンヌのプラース・ド・ラ・カストルにてジュリアンは40年にわたる俳優としてのキャリアと、映画界における女性の声への支援活動が評価されウーマン・イン・モーション賞を受賞した。

 この賞は2015年にケリングが同映画祭と提携して創設した賞で、授賞式には女優のデミ・ムーア、ルース・ネッガ、ヴィッキー・クリープスに加え、過去の受賞者である女優のサルマ・ハエックやイザベル・ユペール、さらに映画祭会長のイリス・ノブロック氏やディレクターのティエリー・フレモー氏も出席した。

 「アリスのままで」でアカデミー賞を受賞し、最近では「メイ・ディセンバー ゆれる真実」でも高い評価を得ているジュリアンは、スピーチで女性の物語に対する偏見を指摘した。「特にアメリカでは、女性の物語は面白くないという文化的偏見がある。物語の中心に立つには、男性に見てもらうために強くなければならない、男性的でなければならないという風潮があるけど、それは真実ではない」

 また、物語が製作される際、女性観客の存在が頻繁に見過ごされていると語気を強め、「何か情報が必要な時は女性に声をかけるし、子供たちにも迷子になったら女性を探しなさいと教えてきた。ヨガのグループも、代理人もマネジャーも全員女性」と語った。

 さらに「これは二元論を主張しているわけでも、男性との関係が重要ではないと言っているわけでもない。ただ、女性の視点が物語製作において、最も重要だという事実を称えたいだけ」と続けた。

 ハリウッドや社会において女性が「見えなくなっている」現状にも触れ、「特定の観客の視線だけを価値あるものと見なすよう、私たちは文化的に仕向けられてきたのだろうか。自分が何を見たいかということに、常に興味がある」と述べ、最後に「この業界のビジョンを前進させるために、より多くの女性の声、脚本家、監督、そして俳優が必要だ」と締めくくった。

 過去の同賞受賞者には、女優のジェーン・フォンダ、ジーナ・デイヴィス、スーザン・サランドン、コン・リー、ヴィオラ・デイヴィス、ミシェル・ヨー、ニコール・キッドマン、映画監督のパティ・ジェンキンス、プロデューサーのドナ・ラングレー氏らが名を連ねている。

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