俳優のジェイク・ギレンホール(42)が、ベネチア国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した義兄ピーター・サースガード(52)を称賛している。映画『メモリー』でジェシカ・チャステインと共演したピーターは、高校の同窓会で再会した主人公が認知症と向き合う姿を描いた物語での熱演が評価され、表彰された。
姉の女優マギー・ギレンホール(45)の夫であるピーターに向けて、ジェイクはインスタグラムでこう綴った。「ベネチア国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した僕の信じられないほど素晴らしい。(そして信じられないほど才能のある)義理の兄ピーター、おめでとう!この並外れた人物に対して、これほど嬉しいことはない。愛してるよ、ブラザー」
マギーも初監督作で製作、脚本も手掛けた「ロスト・ドーター」で21年の同映画祭で脚本賞を受賞している。
受賞スピーチでピーターは、ハリウッドの脚本家や俳優がストライキに突入する一因となったAIマシンを所有する「8人の億万長者」を非難。この争いの結果が他の産業に悲惨な結果をもたらす可能性があると警告した。
バラエティ誌によると、ピーターはこう語ったという。「もしストライキで負ければ、私たちの業界は、医療患者の治療方法から戦争の戦い方まで、多くの業界の中で最初に没落することになるだろう。断絶は残虐行為への道を開く。自分たちの子供の未来が人類の大群と調和するため、私はAMPTPのメンバーの人間性に訴えかける」
また、同映画の役柄への思い入れについて語ったピーターは、コロナ禍に認知症と診断され他界した叔父に敬意を表し、同受賞の栄誉を叔父との思い出に捧げた。