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「豊臣兄弟!」で注目される宮部継潤ゆかりの城跡が穴場として脚光

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宮部城跡(書籍『ぶらり豊臣秀吉・秀長ゆかりの城めぐり』マコト出版刊より)
宮部城跡(書籍『ぶらり豊臣秀吉・秀長ゆかりの城めぐり』マコト出版刊より)

 NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」でゆかりの地が全国各所で人気を集めている。

 大河ドラマ館は行列待ちの施設も出るほどの盛況ぶりだ。そんな中、大河ファンやお城ファンの間では、密かに人気を集めている穴場がある。宮部城や虎御前山城だ。4月26日放送回で羽柴秀吉と秀長、蜂須賀小六、竹中半兵衛の4人が、浅井長政の小谷城を攻めるにあたり、地図を囲み頭を悩ませた場面がSNSでも話題になっている。その地図に2つの城が描かれていた。

 ドラマでドンペイ演じる宮部城の城主・宮部継潤は、あまり知られていない武将だが、北近江の生まれで浅井氏の家臣だった。秀吉らの調略により信長の味方となった。のち、秀長の与力となり、九州平定の「第二次高城合戦」では、堀と柵を持つ特殊な砦を築き、島津軍と対戦し大活躍した。

 現在の滋賀県長浜市宮部町には「宮部城址」石碑が立つ。宮部継潤はじめ宮部氏が拠点とした城があった場所であり、現在は宮部神社の境内が城跡となっている。境内横を流れる木戸川が、かつての城の堀の名残を見せている。

 5月3日放送回で、織田信長は虎御前山に陣を構え、小谷城攻めの総仕上げにかかった。小谷城と目と鼻の先にある虎御前山城跡は現在ハイキングコースとなっている。虎御前山は南北に600メートル以上伸び、尾根上に柴田勝家、滝川一益、木下秀吉、丹羽長秀、堀 秀政という織田家の名だたる家臣の陣跡がある。その曲輪跡や土塁は必見の価値あり。

 虎御前山城跡の最寄り駅の河毛駅コミュニティハウスでは、宮部城と虎御前山城の御城印を販売しているが、大河「豊臣兄弟!」が始まってからは、毎日お客さんが絶えないという。人気のある城もいいが、待ち時間無しで大河に出てきた穴場の城跡をめぐるのも、歴史好きには楽しいかもしれない。

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