映画「Michael/マイケル」のアントワーン・フークア監督が、主演のジャファー・ジャクソンの写真を初めて見た際、故マイケル・ジャクソンさんだと勘違いした秘話を明かした。ジャファーはマイケルさんの実の甥でもある。撮影監督のボブ・リチャードソン氏から見せられたテスト写真に衝撃を受け、脚本を読む前から参加を決める後押しになったという。
フークア監督はデッドラインにこう語っている。「ボブが『マイケルと一緒に写ってる写真だ』って見せてきた。『どうして君は当時も今と同じ長い白髪なんだ?』って聞いたら『それはマイケルじゃない、甥のジャファーだ』って言われて、完全にやられた」と振り返る。
フークア監督は撮影現場でのある日、ジャファーが叔父を演じる姿を目の当たりにした瞬間、彼こそ適任だと確信したと振り返っている。「現場に入って、彼が踊っていた時のことだ。彼が来るとは思っていない質問を、僕は突然投げかけた。カメラは回していたし、まるで本物のマイケルに話しかけるように質問したんだ」
その場の空気は一変したという。「部屋が完全に止まった。ほとんどスピリチュアルな瞬間だったよ。彼は、まさにマイケルとしてその質問に答えたんだ。テストを手伝っていた撮影監督のディオン・ビーブも目に涙を浮かべていたし、スタッフの半分が泣いていた。それほど強烈だった」と語った。