ジャガー横田の夫で医師の木下博勝氏が13日、ギックリ腰になったことを明かした。また木下氏は「ゼロカロリー」について注意喚起した。
木下氏はインスタグラムに「約一年振りに、ギックリ腰になりました。最近、整体をサボっていたからかな。湿布を貼ってベルトを巻いて、タクシーで移動しています。ゆっくりしか歩けません。自宅では可能な限り寝ています」などと投稿した。
続けて「『ゼロカロリーなら安心』と思っていませんか」と記した。「最近、エリスリトールという甘味料についての論文が話題になっています。エリスリトールは、砂糖の代わりに使われることが多い甘味料で、カロリーがほとんどなく、糖質を気にする方やダイエット中の方にもよく知られています」と紹介。
さらに木下氏は「最近の論文で、脳の細い血管の内側をつくる細胞に、エリスリトールを加えると、血管を守る働きが弱くなりそうな変化が起きた、ということでした。少し難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば、血管の内側の“すべりをよくして詰まりにくくする働き”や、“血管をしなやかに保つ働き”に悪影響が出る可能性が示された、ということです」と記した。
木下氏は「ただし、ここはとても大事なのですが、この研究は人に実際に食べてもらって調べたものではありません。細胞を使った実験です。ですから、この論文だけで『エリスリトールは危険』『すぐ脳梗塞になる』と言い切ることはできません。逆に、『ゼロカロリーだから完全に安全』とも、簡単には言えなくなってきた、というのが正確な読み方です」とつづった。
木下氏はさらに「健康情報は、白か黒かで語られがちです。でも実際の医学は、その間にある“まだ分かっていない部分”を丁寧に見ていく学問です。今回の論文は、エリスリトールを悪者に決めつけるためのものではなく、『毎日たくさん摂っていて本当に大丈夫なのか、もっときちんと調べる必要がある』と教えてくれる研究だと私は考えます」と医師の観点から指摘。
「甘いものを完全にやめる必要はありません。ただ、ゼロカロリーや糖質オフという言葉だけで安心しすぎず、加工食品や飲み物を選ぶときに、原材料の表示を少しだけ意識してみる。その積み重ねが大切です。『カロリーが低』いと『体に完全に無害』は、同じ意味ではありません。ここは、ぜひ分けて考えていただきたいところです」と注意を呼びかけた。