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なんかおかしくないか?→日常に潜む「評価のゆがみ」元教師が気づいた本来あるべき「褒め方」【漫画】

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学校や職場で「真面目にやっている人が損をする」と考えることはないだろうか。たけさんが投稿した漫画『褒める時に気をつけていること』は、そんな教育現場や日常生活に潜む「評価のゆがみ」と、本来あるべき「褒め方」の姿を投稿している。

それは、作者が教員として教壇に立っていた頃の話だ。普段掃除をサボる子がたまに掃除をすれば「偉い」と褒められる一方で、毎日掃除をしている子が一度サボると「掃除しなさい」と注意されていた。

日常生活でも同じように、電車で席を譲った人は賞賛を浴びるが、そもそも席が埋まらないようにと最初から立ち続けている人の配慮は、誰にも気づかれることはない。

このおかしさに気づいてから、作者が意識していることが2つある。1つは、普段の頑張りを当たり前と思わず、その継続的な努力に対して毎日欠かさず声をかけていくこと。もう1つは、普段の継続とたまの善行を同じトーンで肯定することだ。

普段の頑張りに気づく目を持ち、それをしっかりと価値づける。それこそが、誠実に生きる人を支える「褒める」の本質だ。

同作について、作者のたけさんに詳しく話を聞いた。

ーいつ頃からこの違和感に気づいたのでしょうか?

教員になって数年経った頃から、少しずつ感じるようになりました。


もちろん、子どもの変化や成長を褒めることはとても大切だと思います。ただ同時に、普段当たり前のように頑張っている子の努力も見逃さないようにしたい、という思いを持つようになりました。

ー“褒め方を変えない”について、強調したくなる場面でも同じトーンを保つ理由を教えてください。

日常の中で当たり前のように続けていることも、本当はすごいことです。だからこそ、「いつもできていること」にもきちんと目を向けて、同じように声をかけたいと思っていました。子どもにとっては、小さな一言でも「見てもらえている」と感じられることが、自信につながることが多いと感じています。

ー“見える善意”と“見えにくい善意”について、どう考えていますか?

学校でも、静かに周りを支えている子や、当たり前のことを当たり前に続けている子がいます。そういう姿は派手ではないので、つい見過ごされてしまうこともあります。だからこそ、大人の側が意識してそうした行動に気づくことが大切なのではないかと思っています。
目立つ善意も、目立たない善意も、どちらも大切にできる社会であったらいいなと思います。

<たけさん関連情報>
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https://www.instagram.com/take_homestudy/

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