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離婚で出て行った父が玄関に…いるはずがなく「人ではない」と直感した少女【漫画】

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長く会っていなかった人が久しぶりに自分の前に現れた時、あなたはどう感じるだろうか。

実際にあった恐怖体験を漫画化している作品『本当にあったゾクっとする話』の一部である『夏の訪問』(作:大友しゅうまさん)では、そんな長く会っていなかった人との邂逅が描かれている。

主人公は高校2年生の少女。幼い頃に両親が離婚し、母の再婚をきっかけに祖母と2人で暮らしていた。

そんな少女の身に不思議な出来事が起きたのは、とある夏の日だった。風呂上がりに玄関を見ると、そこにはいるはずのない父親が立っていた。しかし父親はうつむいたままで顔が見えず、少女は直感的に「人ではない」と感じた。

電気をつけて見直すと姿は消えており、少女は恐怖よりも「会いたい」と思った。それから約1カ月後、伯父から父親が熱中症で亡くなっていたことを知らされる。そして父親が亡くなった時期は、玄関で姿を見た時期と重なっていたことに少女は気づく。

この出来事から少女は「きっと最後に会いに来てくれたのだと思います。顔が見えなかったのも、崩れた自分の姿を見せたくなかったからかもしれません…」と語っている。

同作について、作者の大友しゅうまさんに話を聞いた。

― 投稿された数あるエピソードの中から同作を選んだ決め手を教えてください。

ありがたいことに、これまで500近い怖い体験談を読者の方からお寄せいただいています。この話は、投稿者が体験した心霊現象のリアルな怖さに加えて、家庭環境や父の死という個人的で重い出来事、そして父への深い愛情が強く感じられる点が印象的でした。

ただ怖いだけでは終わらず、読後に感情が残る。その点に強く惹かれ、漫画化を決めました。

― 『本当にあったゾクッとする話』シリーズ制作の際、注意している点はありますか。

投稿者の体験談が持つ魅力や温度感を、できるだけ損なわずに伝えることです。シリーズ初期は、自分の演出や漫画力で「読ませよう」としていた部分もありましたが、体験談を極力そのままの形で漫画に落とし込んだ作品ほど、大きな反響があることに気づきました。

それ以降は、投稿者の声を新鮮なまま届けることを意識して制作しています。

― 現在は他にどのような作品を描かれていますか。

現在は、映画紹介マンガのご依頼制作と怖い体験談をもとにした漫画制作を中心に活動しています。また今後は「美大受験トラウマ体験談」を漫画化する企画を考えています。

<大友しゅうまさん関連情報>
▽Ⅹ(旧Twitter)「くろねこのゾクっと怪奇譚」
https://x.com/ranpan22
▽Ⅹ(旧Twitter)「大友しゅうま 映画紹介」
https://x.com/ranpan21
▽書籍『本当にあったゾクっとする話』(Amazon)
https://amzn.asia/d/0as1rb6F
▽書籍『泣ける映画大全』(Amazon)
https://amzn.asia/d/0eg4FGsb

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