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AIで脳が退化?研究者が潜在的な危険性を警告 問題視される「脳の腐敗」低品質で無意味なコンテンツが氾濫

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人工知能が脳の退化効果を増幅させるという ※写真はイメージです
人工知能が脳の退化効果を増幅させるという ※写真はイメージです

 人工知能(AI)は「脳の退化効果を増幅させる」という。イタリア・パドヴァ大学でソーシャルメディア行動を研究しているアレッサンドロ・ガレアッツィ氏が、AI技術の潜在的な危険性について警告を発した。

 「AIで生成される低品質で無意味なコンテンツの氾濫が、人々の集中力をさらに低下させる可能性があると感じている」と語ったガレアッツィ氏。AI生成コンテンツへの過剰なばく露が知的能力を損なう可能性を示唆している。

 さらに同氏は昨今、ネット上で「Brain Rot(脳の腐敗)」と呼ばれ問題視されている現象に触れ、「AIによる粗悪なコンテンツは『脳の腐敗効果』を増幅させ、人々が『現実味に欠けるだけでなく、おそらく意味も面白みもない』と知りつつ、コンテンツを素早く消費するようになる」と続けた。

 一方、AI画像と実画像を判別する企業「OpenOrigins」のCEOを務めるマニー・アーメド博士は、消費者が本物とAI生成物を区別できるよう、さらなる対策が必要と主張する。「視覚検査だけでは本物と偽物を確実に判別できない段階に既に到達している。偽物を検出しようとするのではなく、本物のコンテンツが公にその起源を証明できるインフラが必要だ」

 一方、米シラキュース大学のエミリー・ソーソン准教授はこの問題についてやや異なる見解を示しており、ソーシャルメディアプラットフォームでの利用目的によって判断基準は変わるとしている。「もし人が娯楽目的のみでショート動画プラットフォームを利用しているなら、そのコンテンツが価値あるものかどうかの基準は単純に『面白いかどうか』になる。しかし、特定のトピックについて学んだりコミュニティーメンバーとつながったりするためにプラットフォームを利用している場合、AI生成コンテンツをより問題視する可能性がある」

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