1970年代後半に社会現象を巻き起こした女性デュオ「ピンク・レディー」の未唯mieが総勢20人以上のビッグバンドと共演する新年の恒例ライブ「新春〝Pink Lady Night〟」(1月17~18日、計3公演)を都内のライブハウス「ブルース・アレイ・ジャパン」で開催した。ピンク・レディーは今年8月でデビュー50周年を迎えるが、そのメモリアルイヤーに向けて自身の体調や記念公演の構想を明かした。
パーカッション奏者・仙波清彦がプロデュースする同公演。笛や大鼓、小鼓などの和楽器や韓国のチャンゴ、西アフリカ発祥のジャンベ、ラテン音楽で使われるコンガなど世界各国の打楽器を導入した圧巻のアンサンブルと、キーボード奏者・久米大作の奇想天外なアレンジで生まれ変わったピンク・レディーの12曲を披露した。アンコール曲の「ピンク・タイフーン」演奏後も会場から「もう1曲」リクエストの声が続き、“ダブル・アンコール”として「カメレオン・アーミー」をファンにプレゼントした。
未唯mieは今公演最終日のMCで「(今年)8月25日になりますと、(ピンク・レディーが)デビューして50周年を迎えることになります」と伝え、1976年に「ケイ」こと増田惠子と「ペッパー警部」でデビューした思い出の日を振り返った。
その記念の年に行う特別公演について、現時点ではまだ非公表であることを前置きした上で、未唯mieは「現在からスタートして、どんどん50年前にさかのぼっていくような構成で考えています。もちろん、ピンク・レディーもがんがん歌っていきます」と思い描くヴィジョンを明かした。
さらに、未唯mieは「ここのところ、年々、元気になっているんですよ」と打ち明けた。昨年も東京で今回と同様の2日間3公演を行った際に疲労感が残ったが、今年は一転して「(この日)起きてリハーサルに出た時に『なんて元気なんだろう』って(笑)」と絶好調を感じているという。
その理由として、未唯mieは「最近、ポーンメソッドとか一生懸命やってるんですよ。骨が喜ぶように関節を正しく使ってあげる。外の筋肉は意識しないで、骨を使うことで一番内側の筋肉が使われる。外側は勝手に動くという状態なんですよ。そのおかげで、疲れなくなるし、故障しないし、なんならリハビリにもなってしまうというメソッドなんです」と説明した。
終演後、随所に日本舞踊の所作が振り付けに取り入れられていたことを本人に聞いた。「花柳舞千鳥」の名を持つ未唯mieは「名取を取らせていただいて、ますます日本舞踊というか、和物の動きも取り入れていきたいなと思っています」と当サイトに語った。記念イヤーの公演はソロで行う予定だが、今後、ケイ(増田)との共演を望むファンの声に対して「何かね…、何か…。ほんとに、一緒にやれたらいいと思うんですけど」と思いを吐露した。
3月1日には「未唯mieの日ライブ」を同所で開催。さらに、4月13、14の両日には仙波率いる「はにわオールスターズ」の同所での公演に参加。サックス奏者の坂田明や梅津和時ら日本を代表するミュージジャンたちとの共演で新たな可能性を模索していく。