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芸歴32年目のベテラン俳優が年内で引退 「シン・ゴジラ」「ドクターX」などに出演「一身上の都合で」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
画像はイメージです(Zamrznutitonovi/stock.adobe.com)
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 俳優の小林けんいち(53)が29日、今年いっぱいで俳優業を引退することを発表した。自身のX(旧ツイッター)と、所属する劇団「動物電気」の公式サイトなどで発表された。

 小林はX上で「小林けんいち俳優引退のお知らせ」として、「わたくし、小林けんいちは一身上の都合により、今年いっぱいで所属していた動物電気を退団、俳優業を引退し地元長野に戻ることになりました」と発表。「32年もの長い間、俳優小林けんいちに関わって下さった皆様、本当にありがとうございました」と知らせた。

 動物電気の公式サイトでも引退を発表。「この度、一身上の都合により、お芝居の世界を離れることにしました。大決断でした」と記し、「30年以上やってきたことが急になくなることの喪失感はまだ実感がわきませんが、少しずつ今からでも新しいことにチャレンジして、歩んでいきたいと思います」と今後について知らせた。

 小林は1993年に発足した動物電気の第2回公演「動物電気の国語・算数・理科・社会」で役者デビュー。30年以上の間、劇団の発展に努めた。舞台以外でもテレビ朝日系のテレビドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子」や、映画「シン・ゴジラ」などに出演していた。

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