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M-1王者・たくろう、念願のグリーン車「勝ち取りました」大阪凱旋、超満員300人が万雷の拍手

藤丸 紘生 藤丸 紘生
大阪に凱旋した「M-1グランプリ2025」王者のたくろう・赤木裕(左)、きむらバンド=大阪・よしもと漫才劇場
大阪に凱旋した「M-1グランプリ2025」王者のたくろう・赤木裕(左)、きむらバンド=大阪・よしもと漫才劇場

 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」を制した漫才コンビ・たくろうが優勝から一夜明けた22日、拠点とする大阪・よしもと漫才劇場に凱旋(がいせん)した。優勝直後に急きょの出演が決まったライブは立ち見席まで完売する超満員となった。

 芸人人生を一変させた優勝から一日、東京で目まぐるしくスケジュールをこなし、ようやく“ホーム”に帰ってきた。2人が登場すると、300人超えの観客が約15秒間の万雷の拍手で迎えた。しかし、きむらバンド(35)が「『たくろうを見にきたよ』という人?」と客席に聞くと、まばらにしか手が挙がらず。思わぬ不人気に2人そろって吹き出してしまい、きむらは「今、M-1ドリームが終わりました」と笑わせた。

 この日は早朝からフジテレビ系「めざましテレビ」「ノンストップ!」、TBS系「ラヴィット!」、日本テレビ系「DayDay.」など、各局の情報番組9本(収録含む)を行脚。その後も一睡もすることなく、密着取材、イベント会見など都内で分刻みのスケジュールをこなした。

 帰阪の新幹線は「グリーン車」にランクアップ。きむらは「グリーン車を勝ち取りました。ふっかふかで、気づいたら京都でしたね」と熟睡。一方、赤木裕(34)は「『おめでとう』のLINEに返信する時間がなくて、3分の2くらい返したところで大阪に着いちゃいました」といまだに一睡もしていないことを明かした。

 疲れはピークだが、きむらは「大阪帰ってきて、みんなから祝福されたらうれしすぎて。めっちゃ疲れてましたけど、吹っ飛びました」と笑顔。赤木も「すごいホッとした」と疲労困憊(こんぱい)の表情を見せつつ、「漫才劇場のいつも見慣れた景色を見て、感慨深いものがありました」とかみしめるように語っていた。

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