外出先で鼻水が出てしまい、手元にティッシュがなかった経験はないだろうか。そんな日常の大ピンチを描いた作品「ティッシュ配りの紳士」(作・鹿目凛/ぺろりん先生)が、SNSで注目を集めている。
同作は、アイドルグループ「でんぱ組.inc」元メンバーであり、4コマ漫画やイラスト、フリップ怪談やYouTuberなどマルチに活躍している鹿目凛さん自身の体験をもとに描いたエピソードだ。ある日、外出中に前触れもなく鼻水が出始めてしまった。作者の手元にはティッシュがなく、窮地に立たされてしまう。
どうにもならない焦りの中、視界に入ったのは街角でティッシュ配りをしている男性の姿だった。そこで作者は、意を決して男性にティッシュをもらいにいく。
すると男性は配布用のティッシュから、キャバクラの宣伝チラシをわざわざ抜き取り、何も付いていないティッシュだけを手渡してくれたのだ。その一瞬の気遣いに、作者は思わず心を救われたという。
読者からは「気遣いが心にしみる」「いい話」など、共感の声が数多く寄せられている。そこで同作について、作者の鹿目凛さんに話を聞いた。
ー同作を描こうと思ったきっかけを教えてください。
お兄さんの配慮や優しさが尊くて、感謝の気持ちをみんなにも共有したいと思い漫画にしました。
ーあの鼻水が出た瞬間、どんなお気持ちでしたか?
全ての悩み事を忘れるくらいパニックでした。むしろ忘れました。
ー身バレリスクもあると思いますが、あのお兄さんのところへ向かったときはどんな気持ちでしたか?
普段からあまり身バレなど気にしておらず、ティッシュ配りもありがたく頂くタイプですが、本当に必要な時にこそ手に入らないことも多いので……あのお兄さんは天使に見えました。
ーもし、あの場にお兄さんがいなかったら…どのように対処していたと思いますか?
全力でコンビニへ入っていたと思います。最近は箱ティッシュを持ち歩くようにしています!
<鹿目凛/ぺろりん先生関連情報>
▽鹿目凛/ぺろりん先生公式ホームページ
https://suki-perolist.com/
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