豚肉の品種開発、飼育、加工、販売などを行い、直営のレストランも展開する「平田牧場」が15日、公式サイトやSNSに「平田牧場農場火災に関するお知らせ」と題してコメントを発表した。
今月14日未明に山形県酒田市にある「平田牧場」の養豚場で、豚舎1棟が全焼する火災が発生していた。豚舎内で飼育されていたおよそ豚400匹以上が死んだとみられている。コメントでは「2025年12月14日未明、平田牧場平田第一農場の一部施設において火災が発生しました。」と説明。続けて「この火災により、私たちが大切に育ててきた豚のいのちを失う結果となりました。生産者として、そのいのちを守り切れなかったことを、深く悔やみ、心より申し訳なく思っております。」と無念の思いをつづっている。
また、従業員にけがなどはなかったことも説明。「複数農場による生産体制により、豚肉の出荷量・品質・安全性への影響はありません。」とした。最後は「私たちはこの出来事を重く受け止め、再発防止と安全管理を徹底し、いのちに向き合う生産をこれからも続けてまいります。」と決意をつづった。