英女優、ミリー・ボビー・ブラウン(21)は、Netflixの大人気SFホラードラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の共演者デヴィッド・ハーパー(50)との友情を「何よりも大切」にしているという。
以前にはミリーがデヴィッドから撮影現場でハラスメントといじめを受けたという報道があった。2人は11月6日に米ロサンゼルスで行われた同ドラマのワールドプレミアに出席、ミリーは自身が演じる主人公イレブンの義父ジム・ホッパー役を務めたデヴィッドとは常に結束した関係にあったと明かした。
関係悪化の疑惑にある2人が一緒に登場し、お互いの結束を示すことが大事ということかと「ハリウッド・リポーター」から質問されたミリーは「私たちは過去10年間そうしてきた。つまりそういった意味で常に結束してきたってこと。この作品を私たちは心から愛しているし、自分たちの友情を何よりも大切にしている」と答えた。
「デイリー・メイル」紙の報道によると、ミリーは同ドラマの最終シーズンとなったシーズン5の撮影開始前に、デヴィッドに対していじめやハラスメントに関する苦情を申し立てたとされている。同件について今回2人は言及をせず、ミリーはシーズン5でデヴィッドと再会できたことは本当に素敵だったと続けた。「シーズン2や3を思い出させる、とてもノスタルジックな体験だった。あの頃のように2人が激しく衝突し、彼女が成長しながら自分の声を見つけようとし、彼が親として接しようとするあの関係性が、再び鮮明に描かれるから。観客の皆にそれを見てもらえるのが本当に楽しみ。イレブンに関する視聴者の好きなシーンのいくつかは、イレブンとホッパーのものだと思うし、それが再びスクリーンに映し出されるのが本当に楽しみね」と語った。
そんな2人の軋轢の噂について、共同クリエイターであるマット&ロス・ダファー兄弟は「当然現場の個人的な事情には言及できないが、このキャストらと10年間共に仕事をしてきた今、彼らは家族同然であり、私たちは深く彼らを大切に思っている。何よりも大切なのは、全員が安全で幸せを感じられる現場を作ることだ」と語った。監督兼エグゼクティブプロデューサーのショーン・レヴィは「誰もが快適で安全に感じられる敬意ある職場環境を築けたことを誇りに思っている。様々な報道を読んだが、その内容は大きく事実と異なるものから…周囲には多くの憶測が飛び交っているよ。しかし真実は私たちがこのスタッフとキャストを家族のように見なしていることだ。だからこそお互いを尊重し合い、それが常に基盤となってきた」と話していた。