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元人気アイドルが特別養子縁組で2人の子の母に!4年間の不妊治療→子育てを諦めきれず

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
ABEMA番組「ダマってられない女たち season2」第12回より(C)AbemaTV,Inc.
ABEMA番組「ダマってられない女たち season2」第12回より(C)AbemaTV,Inc.

 アイドルグループ「大阪パフォーマンスドール(OPD)」の元メンバーで、タレントの武内由紀子(52)が、21日にABEMAのバラエティー番組「ダマってられない女たち season2」第12話に登場。うまくいかなかった不妊治療や、養子を2人迎え入れた家族生活について語った。

 1993年に吉本興業所属のデビューしたアイドル・OPDのリーダーとして人気を博した武内。現在は小学1年生の長男と、幼稚園年長の長女、そして7歳年下のパン職人の夫の家族4人で賑やかに暮らしている。40歳で結婚し、4年間にわたって不妊治療に取り組んだが「採卵は20回以上やりました。45歳まではやろうと思っていたけれど、44歳の時に“この流れは変わらないだろう”とやめた」と治療を諦めた経緯を明かした。

 しかし「子供を産むということは諦めがついてるんです。でも育てるってことに諦めがついてなかった」と子育ては諦めきれなかった。不妊治療の終わり際に「特別養子縁組」(子どもの福祉を目的として、実親との法的な親子関係を解消し、養親が実の親子と同様の法的な親子関係を結ぶ制度)を知り、厳しい審査と研修を経て、半年後、ついに長男と出会った。

 出会った当時について「感動です本当に。“うわあ、この子かぁ…”って」と思い出し、「産んでくれた実母さんとお話しした時も、『本当に大切に育てます』ってことを伝えました。自分が産んだ子を手放すのはすごい覚悟だと思うし、その子が幸せになって欲しいから手放すってことだと思うので」と涙ぐみながら振り返った。

 ただ、子どもを迎えてから最低半年間は試験養育期間として設定されている。トラブルが発覚すれば家庭裁判所から養子縁組が認められない可能性もあり「泣いててどうにもならない時もあるじゃないですか赤ちゃんって。でもそれを通報されたらどうしようとか。通報されたら終わりなので、それくらいピリピリしてた」と当時の心境を振り返った。また「子育てがしんどいって言ってはいけないんじゃないか。言ったらウチじゃなくてもいいわけじゃないですか」と、“養親だからこそ”の葛藤も打ち明けた。

 そんな葛藤や苦難を経て、家族の絆の大切さを改めて学んだという武内。「嘘はつかない、隠し事は絶対しない、子供たちとちゃんと向き会うことが絆を積み重ねていくこと」という考えから、子供たちに既に実の親ではないことを伝えているという。最後には「今は本当の家族になる過程。だから今後もこれからも手を抜かずに育児したいんです」と力強く語った。

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