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社民・福島瑞穂党首 自維連立で合意の議員定数削減に反対「社民にとっても死活問題」「削減されるのは民意」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
社民党・福島瑞穂党首
社民党・福島瑞穂党首

 社民党の福島瑞穂党首(69)が11日、国会内での定例会見で、自民党と日本維新の会が合意した衆院の議員定数削減について「本当に反対です。社民党にとっても死活問題だと思います」と、反対の立場を明確にした。

 福島氏は「社民党は国会議員の定数削減に反対です。日本は決して国会議員の数が多いわけではありません。アメリカよりは多いですけど、アメリカは連邦国会で特殊。他のヨーロッパ諸国に比べても、国会議員の数が決して多いわけではありません」と述べた。

 「とりわけ比例区の削減は論外だと思っています」と強調。「比例区の削減をすれば、少数政党が国会の中から存在しなくなる。国会議員がいることで、さまざまな民意が反映されるということがある。選挙区の削減にも比例区の削減にも反対なんですが、とりわけ比例区の削減をすると少数政党が国会の中に存在しなくなる。2つか3つの政党しかなくなれば、本当に多様化した社会の中で民意が本当に反映しなくなる」と訴えた。

 福島氏は「戦争反対といった声が本当になくなっちゃうんじゃないかという、すさまじい危機感を持っている。少数者の人権も含めて、議員定数削減で削減されるのは民意である、ということをとても言いたい」と熱弁した。

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