寒い季節になると、無性にコンビニの肉まんが食べたくなる人が多いのではないだろうか。漫画家・すずゆきさんの作品『盛りあがらないデート』から抜粋されたエピソード『どうしても肉まんが食べたいのに、なかなかありつけない話』では、肉まんになかなかありつけない主人公の姿が描かれている。
灰田の職場では肉まんの話題でもちきりで、灰田も釣られてコンビニに立ち寄ったが肉まんは売り切れていた。次のコンビニ、そのまた次も置いておらず…ようやく見つけたと思ったら前の客に肉まんを取られてしまう。
実は肉まんを買った客は、以前マッチングアプリにて知り合った黒井であった。肉まんをプレゼントしようとする黒井に対し、灰田は「ここまで来ると意地でも自分の手で手に入れたい」と言うものの、とても未練がましそうな様子。
結局2人で遠回りしてコンビニ巡りを行い、お目当ての肉まんにありつけたのであった。
同作はX(旧Twitter)で投稿されると、「この2人良い!」「どっちも不器用な感じが好き」などさまざまな感想があがっている。そこで作者のすずゆきさんに話を聞いた。
―灰田さんと黒井さんの絶妙な関係性を描くにあたって、気をつけている部分はありますか。
作風的にも2人のキャラクター的にも淡々とした物語になるので、それでも楽しんでいただけるよう台詞回しやテンポ等に気をつけています。
―すずゆきさん自身も、冬はコンビニで肉まんをよく買いますか?
買います。冬に限らず買います。
どこのコンビニの肉まんも美味しくて素晴らしいです。
―最後に伝えたいことなどありましたらお願いいたします。
これからも読者さんに楽しんでいただけるよう、漫画制作を頑張りたいです!
この2人が主人公の漫画『盛りあがらないデート』の単行本第①巻も発売しておりますので、是非よろしくお願いいたします。
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