ラッパーのショーン・“ディディ”・コムズ(55)が、元NBA選手セバスチャン・テルフェア(40)と共に、ニュージャージー州の連邦低警備刑務所FCIフォート・ディックスで過ごす様子が撮影された。今年7月、売春斡旋に関する2件の有罪判決を受け、4年の刑期を服役中のディディが、刑務所の中庭で他の受刑者と笑顔で会話する姿がTMZにより報じられた。
写真には、テルフェアとされる人物も写っており、広報担当者が本人であることを確認。両者はブルックリン出身で、施設内で特に著名な受刑者だ。
テルフェアはかつては米バスケットボール界で最も注目された高校生選手の1人であり、2004年にポートランド・トレイルブレイザーズからドラフト1巡目で指名され、10年以上にわたり複数のNBAチームで活躍。最終的には中国でキャリアを終えた。
2023年には、NBAの健康福祉制度から約400万ドル(約6億円)を詐取した18人の元選手の1人として有罪を認め、当初は執行猶予と社会奉仕活動を命じられていた。しかしその後、保護観察条件違反で再収監。今年8月から6カ月の刑期を開始していた。
一方、ディディは家族の近くで過ごすことと薬物リハビリプログラムへの参加を希望し、ブルックリンの拘置所からフォート・ディックスへ移送された。模範的な行動を維持すれば、2028年5月8日に早期釈放となる可能性がある。