イギリスのウィリアム皇太子(43)が、環境保護活動を称える年次イベント「アースショット賞」授賞式の開催にあたり3日、ブラジルのリオデジャネイロを訪問し、同市のエドゥアルド・パエス市長より名誉ある「都市の鍵」を授与された。
この日、ウィリアム皇太子はリオの象徴であるシュガーローフ・マウンテンにケーブルカーで登り、上空から市街地と有名なキリスト像を一望。今週は授賞式に加え、国連気候変動サミット「COP30」にも出席する予定となっている。
授賞式への思いについて、キャサリン皇太子妃との間に、ジョージ王子(12)、シャーロット王女(10)、ルイ王子(7)という3人の子どもを持つ皇太子はハロー!誌に次のように語った。「父親として、私は常に子どもたちが受け継ぐ世界について考えています。自然に囲まれ、可能性に満ち、未来への希望を持って育ってほしい。でも、今大胆に行動しなければ、その未来は危ういのです」
さらに、「アースショット賞は流れを変えるためのものです。私たちが子どもたちの未来のために戦う意志があることを示すための賞なのです」と語り、強い決意をにじませた。