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性的虐待疑惑の英アンドルー王子から王室称号と特権を正式に剥奪「ロイヤル・ロッジ」賃貸契約も解除

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アンドルー王子
アンドルー王子

 バッキンガム宮殿は10月30日、チャールズ国王がアンドルー王子のすべての王室称号と特権を正式に剥奪したと発表した。今後は「アンドルー・マウントバッテン=ウィンザー」として知られることになる。

 この措置は、故バージニア・ジュフリーさんに関連する疑惑をめぐり、王子に対する私的訴追の動きが再燃したことを受けたもの。声明では、王子が居住していたロイヤル・ロッジの賃貸契約も解除され、今後は民間の住居へ移ることが明らかにされた。国王夫妻は、王子が疑惑を否定し続けていることに関わらず、すべての虐待被害者への深い同情と連帯の意を表明した。

  ジュフリーさんは、17歳の時に王子と3度にわたり性的関係を強要されたと主張したが、王子は一貫して否定。2022年には、民事訴訟の和解金として最大1200万ポンド(約24億円)が支払われたと報じられている。

 アンドルー王子は性的暴行、公職における不正行為などの容疑で、共和制支持団体「リパブリック」による私的訴追の対象となっている。同団体は法的手続きを開始するため、証拠の精査を法律事務所に依頼したという。

 王子は米富豪の故ジェフリー・エプスタインとの関係をめぐる性的スキャンダルで、長年にわたり批判を受けてきた。2011年には、税金で雇われた警護官に対し、ジュフリーさんの個人情報を取得するよう依頼したとの疑惑もあったが、警察による正式な捜査には至らなかった。

 王子の財政状況やロイヤル・ロッジでの「象徴的な家賃」も批判の的となっていた。現在、元妻セーラ・ファーガソンと共に、より小規模な住居2軒への移転に合意しているという。

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