若手歌舞伎俳優の市川團子(21)が29日までに自身のインスタグラムを更新。自身の舞踊会「新翔春秋会」(京都芸術劇場 春秋座11月1~3日)の紹介動画を公開した。
同会では宗家藤間流宗家の藤間勘十郎との「素踊り 種蒔三番叟」、女形舞踊の大曲「藤娘」、そして家の芸である「流星」の3演目に挑戦する。稽古の合間に撮影したのか、浴衣姿の團子はそれぞれの演目の見所について、真剣な面持ちでカメラ目線で紹介。そして「皆様に楽しんでいただけるよう、絶賛稽古中でございます。チケットはまだご購入いただけます。ぜひ京都春秋座にお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしております」と深々と一礼し、呼びかけた。だが、最後は無事に撮り終えた安堵もあったのか、思わず口角を上げ素の笑顔を見せた。
この真面目な顔とのギャップにフォロワーも「最後の微笑みにキュン死しそうです」「團子ちゃんの浴衣姿は格別ですね〜」「声もとても魅力的」「まじ可愛い」とハートを打ち抜かれていた。
京都芸術劇場春秋座は、当時京都造形芸術大学の副学長を務めていた團子の祖父・故三代目市川猿之助(猿翁)さんが、歌舞伎を上演できる本格的な劇場を作りたいという強い希望のもとに実現した劇場で、2001年5月に開場。父で東京大学卒の俳優・香川照之も市川中車襲名披露公演で舞台に立ったこともある、澤瀉屋(おもだかや)縁の劇場となる。