我が子の笑顔を見たいという気持ちは、きっと多くの父親が共感するところだろう。けれど、思い通りに子どもが笑ってくれないときほど切ないものはない。家族の日常を漫画にしているふうパパさんの作品『ママの変顔が大好きな娘とパパ』では、娘を笑わせたい父親の奮闘が話題となっている。
大好きな娘を変顔で笑わせたい筆者のふうパパさん。一生懸命変顔にチャレンジするも、娘には一向にはまっていない。見かねた奥さんがお手本として渾身の変顔を披露すると、娘さんはケラケラと笑い出した。つられてふうパパさんも爆笑してしまうが、奥さんから「なんでてめえが笑ってんだよ」とツッコミを受けてしまうのだった。
そこで、ふうパパさんも負けじと、奥さんにだけ新たな変顔を披露。舌をベロベロと出す大胆な顔芸だったが、「それはやりすぎ!」と奥さんに制止されてしまう。
しかし、どうしても娘を笑わせたい気持ちは止められない。奥さんが出かけている隙を見計らい、ふうパパさんはあの封印した変顔を再び披露する。すると、見事に娘の笑いを誘うことができ、ママより面白いと優越感に浸るのだった。
ところが、帰宅した奥さんに娘がふうパパさんの変顔を真似して披露してしまう。一瞬にして奥さんの表情は一変し、リビングは緊張感に包まれた。ふうパパさんが場をなごませようと再び変顔を繰り出すも、逆に奥さんの逆鱗に触れてしまうのだった。
同作について、作者のふうパパさんに詳しい話を聞いた。
ーはじめの変顔は奥さんの前だけで披露していたのでしょうか?
はい、はじめは嫁さんの前だけで変顔をしていました。嫁さんは引いてましたね(笑)普段はイケメンなので、たまには変顔を見せてあげる必要があるなと思いました!
ー禁止されていた変顔をどうして解禁してしまったのでしょうか?
注意はされたけど、「別に封印する必要はないかな…」と内心思ってたので(笑)娘が笑ってくれるなら何でもいいかな…って。
ー気になるコメントはありましたか?
「育児の疲れが吹っ飛びました」「めっちゃ笑いました」などのコメントを見ると、描いてて良かったなーと思いました!
<ふうパパさん関連情報>
https://www.instagram.com/fam_manga/
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