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太陽系に向かって突進中の恒星間天体、UFOの可能性!?ハーバード大の教授が指摘

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太陽系に向かって突進中の恒星間天体、UFOの可能性!?
太陽系に向かって突進中の恒星間天体、UFOの可能性!?

 太陽系に向かって突進する謎の恒星間天体が、地球外宇宙船である可能性があるという。ハーバード大学の教授が指摘、異星人による攻撃が差し迫っていると警告している。

 天体「3I/ATLAS」は今年7月1日に初めて観測、ニューヨーク市マンハッタン島ほどの大きさで330億トンの質量を持つとされている。多くの有識者が彗星とみなしているものの、ハーバード大学天体物理学センター所長のアヴィ・ローブ教授は「はるかに不気味な存在」と持論を展開、「人類を救いに来るか、滅ぼしに来るかです」「休暇を取るなら10月29日までに取るべきでしょう。何が起きるか誰にも分かりません」と語った。

 3I/ATLASは10月29日に太陽に最も接近する予定でローブ教授は、「異星人襲来の日」となるかもしれないと警鐘を鳴らす。教授の計算によると、11月21日から12月5日の間に地球に接近する可能性があるそうだ。

 ちなみに興味深いとされているのが3I/ATLASの組成で、毎秒4グラムのニッケル(鉄は検出されず)を放出する噴出物が確認されている。更にニッケルとクロムの金属合金混合物であるニッケルテトラカルボニルと呼ばれる化合物を生成しており、この組み合わせは地球では人類の工業プロセス以外ではほとんど見られないものだ。

 ローブ教授はこう説明する。「この物質が存在する場所は一つだけ、工業的に製造されたニッケル合金の中です。今までどの彗星でも観測されたことがありません」

 一方で他の専門家らは同教授の主張を否定、オックスフォード大学の天文学者、クリス・リントット氏は「でたらめな戯言」とし、3I/ATLASは自然発生の恒星間彗星で「それ自体が驚くべき発見」と異論を唱えている。また、NASAも人々の不安を鎮めるため、3I/ATLASが地球に脅威を与えず、内太陽系を安全に通過すると発表している。

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