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有酸素運動に抗うつ薬と同等の効果?最も有効なのはダンス 運動療法の有効性を示す新研究 

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有酸素運動に抗うつの可能性が明らかになった ※写真はイメージです
有酸素運動に抗うつの可能性が明らかになった ※写真はイメージです

 うつ病治療において、ダンスを含む有酸素運動が抗うつ薬と同程度の効果を示す可能性があることが、新たな研究で明らかになった。豪州ジェームズ・クック大学の研究チームが発表したもので、ジョギング、水泳、ダンスといった有酸素運動は、うつ病・不安の両方に最も強い改善効果を示したという。British Journal of Sports Medicineに掲載された研究結果は、7万人以上を対象にした63件の研究を分析したものとなっている。

 調査では、あらゆるタイプの運動が効果的であり、とりわけダンスがうつ症状の軽減に最も有効であると判明。グループでの運動は効果をさらに高め、18〜30歳や産後女性で顕著な改善が見られた。低強度の散歩ですら症状改善につながることも示され、運動は従来の治療と同等、あるいはそれ以上の効果を持つ可能性が示唆されている。

 一方で専門家からは慎重な声も上がる。キングス・カレッジ・ロンドンのブレンドン・スタブス博士は次のように述べている。「運動、薬物療法、心理療法は軽度の症状であれば概ね同程度の効果を示します。運動は十分に信頼できる治療選択肢であり、個々の状況に応じて、他の治療と併用したり、最初の一歩として取り入れることもできます」

 研究結果は心強いが、既存の治療を置き換えるものではなく、補完的に活用することが推奨されている。

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