シンガー・ソングライターのブランディが18日、米シカゴで行われた歌手のモニカ・アーノルドとのジョイントコンサート中、突然ステージを後にした。無言での退場にファンは困惑したが、その後ブランディは脱水症状とめまいを感じたため、医療処置を受ける必要があったと説明している。
ブランディはインスタグラムに「シカゴの大切なファンの皆さんへ。溢れる愛とサポート、そして何より祈りをありがとう。昨夜の公演が突然終了してしまったこと、心からお詫びします」と謝罪コメントを掲載。「数週間にわたるリハーサルの後、昨夜は脱水と失神しそうな感覚に襲われました。関係者全員が、私の健康を最優先すべきだと判断しました」と退場した経緯などを伝えた。さらに、「体調が万全でない中でも、調整を加えながら全力で戻ろうと決断しましたが、技術的に非常に複雑なショーで、音響面で完全に噛み合うことができませんでした。それでも皆の努力には本当に感謝しています」とつづった。
また、共演者のモニカに対して「優雅さとプロ意識を持って支えてくれたモニカ、そしてクルー全員の継続的なケアとサポートに深く感謝しています」とコメント。会場から出てすぐに医師の診察を受け、今後のために適切な対策を取ったと報告した。
ブランディとモニカは、1998年のデュエット曲にちなんだ「ザ・ボーイ・イズ・マイン・ツアー」を開始したばかりで、今後アメリカ国内27都市を巡る予定だ。