51歳、グラミー歌手が死去 がん闘病中だった ビヨンセ、ジェイミー・フォックスらが追悼

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 ディアンジェロさん
 ディアンジェロさん

 「ブラウン・シュガー」で知られる歌手ディアンジェロさん(本名マイケル・ユージーン・アーチャー)が14日、がんとの闘病の末に51歳で亡くなった。遺族は「バラエティ」誌に声明を発表し、深い悲しみとともにその死を伝えた。声明では「私たち家族の輝く星が、この世でその光を失いました。長く勇敢ながんとの闘いの末、世界中のファンにディアンジェロとして知られるマイケル・ディアンジェロ・アーチャーが、天に召されました」と伝えた。

 ディアンジェロさんは1995年に「ブラウン・シュガー」でデビューし、歌手のマックスウェルやエリカ・バドゥらネオソウルの新世代を切り開いた。続く「VOODOO」(2000年)、「ブラック・メサイア」(2014年)はいずれも高い評価を受け、グラミー賞を複数回受賞している。

 歌手のローリン・ヒルの名盤「ミスエデュケーション」(1998年)にも参加し、ジャンルを超えた影響力を持った。

 訃報を受け、シンガー・ソングライターのビヨンセは公式サイトで追悼。「あなたはネオソウルの先駆者であり、リズム・アンド・ブルースを永遠に変革した存在でした。私たちはあなたを決して忘れません」と悼んだ。

 また俳優のジェイミー・フォックスやラッパーのタイラー・ザ・クリエイターらもインスタグラムで長文の追悼を投稿し、ディアンジェロさんの功績を称えている。

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