ひろゆき氏、高市氏取材カメラマンの「支持率下げてやる」発言に見解「問題は記者クラブと自民党政権」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
ひろゆき氏
ひろゆき氏

 2ちゃんねる創始者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。7日の自民党本部での高市早苗総裁の取材対応を待っていた時事通信社の男性カメラマンが雑談で「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」などと発した音声がネットの生中継で流れた問題を踏まえ、自身の見解を綴った。

 時事通信社はこの日、「報道陣の一部が『支持率下げてやる』などと発言した音声が収録され、インターネット上で拡散されたことについて、映像センター写真部所属の男性カメラマンの発言であることを確認し、本人を厳重注意したことを発表しました。」と自社のニュースで報じた。

 ひろゆき氏はこの記事を引用し、「メディアは意図をもって報道する。中立ではない。意図を口に出すのもあり得る。右派メディアも左派メディアも居て多様なメディアが各々の意図で報道するのが健全。」として、媒体側の〝意図〟が含まれること自体は報道の自由の観点から肯定した。

 その上で、同氏は「問題は、報道するメディアが記者クラブに限定されてる事。記者クラブに報道の独占を許して、特権を持たせた自民政権の責任でもある。」と指摘した。

 ひろゆき氏の投稿に対し、Xユーザーからは「記者クラブを廃止すれば参入は広がるけど、一方で活動団体やロビー団体も官邸に出入りできるようなるけど危なくない?」「多様な立場の報道が並立すること自体は民主主義の健全性ですが、アクセス権が限られている現状は明らかに歪みですよね」「それを高市さんがやったらやれ言論弾圧だの言論の自由を奪っているだと非難されるでしょうね」といった意見が続いた。

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