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「受験勉強に集中できる場所」2位・自宅、3位・図書館に大差をつけた最も効果的な学習環境とは

受験

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
※画像はイメージです(Paylessimages/stock.adobe.com)
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 夏休みもとっくに終わり、近づく受験シーズン。日本最大級の教育Webメディア「こども教材プラス」はこのほど、高校生の保護者140人を対象に「どうすれば勉強に集中できるか?」という課題を場所の視点から調査、結果を公表した。

 「最も集中して勉強できる場所」について尋ねたところ、半数以上となる54.3%が「塾の自習室」と回答。「自宅」の20.7%、「図書館」の16.4%を大きく引き離し、大学受験を控える高校生にとって、自習室が最も信頼できる学習環境であることが示された。

 「自習室」を選んだ理由では、「静かで落ち着いた環境だから(92人)」がトップ。僅差で「周りの生徒から刺激をもらえるから(76人)」「勉強せざるを得ない環境に身を置けるから(70人)」と続いた。特に、学習内容が高度化する高校生ならではの傾向として、「わからない点をすぐに先生に質問できるから(59人)」という理由も上位にランクインし、学習効率を重視する姿勢がうかがえる。

 自習室の利用が学力に与えた影響について尋ねたところ、「大学受験」に対して85.0%の保護者が「非常に好影響だった」または「やや好影響だった」と回答。同様に「定期テスト」に対しても、84.3%が「好影響だった」と回答し、「集中できる場所」での学習が、具体的な結果に直結していると多くの保護者が実感している。

 利用頻度で最も多かったのは「週2~3日」で、全体の45.0%を占めた。利用のタイミングでは、「学校帰り(部活がない日)」が最も多く、次いで「長期休み」「塾の前後」となった。放課後の時間を有効活用し、学習リズムを構築している高校生の姿が浮かび上がる。高校生にとって、塾の自習室が、大学受験という明確な目標達成のための「戦略的拠点」となっているようだ。

 ◆こども教材プラス(https://school-plus.org/

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