ネット上などで「鰹節から出汁をとる」や「戸の開け閉めも手で優しくおこなう」などの「ていねいな暮らし」が話題となっている。しかし実際に生活をしているとこれがどれだけ難しいことか痛感することだろう。
そんな中、アメリカに住む漫画家のおもちさんがSNSに投稿した漫画『逆・ていねいな暮らし』には、ていねいな暮らしとはかけ離れた普段の暮らし方が描かれており、多くの共感コメントがあがっている。
一体どんな生活をしているのかというと、まずは「足で扇風機をつける」「足で引き出しを閉める」と、足が大活躍している。中腰になったりしゃがんで何かをする際は足を活用させていることが伺える。また残り少ない豆乳は直飲みし、クッキーなどを食べる時はティッシュのお皿を活用している。さらにパンを食べる時にはコップをお皿に代用する時もある。
床を拭き掃除する時は、ウエットティッシュを踏みつけてスケートのように滑りながら拭くこともある。さらに、玄関を出てから忘れ物に気付いた時は、靴を脱がないで忘れ物を取ることに集中する。もし離れたところに忘れ物がある場合は、「今だけ土足文化!つま先ならOK!」と心で唱えながら、つま先立ちで歩く始末だ。
読者からは「すっぴんパジャマでゴロゴロが1番好きです」「一瞬で元気出ました(笑)」「ティッシュお皿私もよくやる」「土足つま先OKルール仲間がいて嬉しい」など、共感の声であふれた。そこで同作について、作者のおもちさんに話を聞いた。
ー今作を描くきっかけを教えてください。
普段ズボラに暮らしているのですが、同じような人がいないかな?と思い正直にやっていることをそのまま書いてみました!
ー他にも、逆ていねいな暮らしだなと感じることがあれば是非教えてください。
ティッシュで机などのちょっとした汚れを拭いたあと、汚れが広範囲でなければ2回目に拭く際も同じティッシュを再利用します。
ーコメント欄には共感の声が多く寄せられていましたが、おもちさんが気になったコメントがあれば是非教えてください。
フォロワーさんのコメントで「床に水をこぼした時靴下で拭く」という方がいて思わず「わかる〜!」とうなずいてしまいました。
ー最後に読者に一言お願いします!
これだけズボラな人間がここにいますので、もし読んでくださる方が逆ていねいな暮らし行動をやってしまっても全く問題ありません!!
<おもちさん関連情報>
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▽kindle本『おもちのオーストラリア駐在あるあると日常』(Amazon)