話しているときに相手の反応がなかったり、薄かったりすると、その場を盛り上げようとつい喋りすぎてしまうことはないだろうか。Instagramに日常の出来事を発信しているみくるべさんが自身の体験を描いた作品『夜、一生後悔してる。』が話題となっている。
みくるべさんは自らのことを「空気が読めないコミュ障」と称するように、会話の中で喋りすぎてしまう癖がある。ある日のこと、ZOOMでのミーティング中にみくるべさんは、発言者への周囲の反応が薄いように感じた。
これによって発言者が不安に感じないか心配になってしまったみくるべさんは、発言者に対して過剰に感想を述べてしまうのだった。そしてこのようなことがあった日の夜は、自分のやってしまった失敗として強い後悔の気持ちに襲われてしまうのだ。
同作の読者からは「人と会って帰りの電車で一人になった瞬間から一人反省会はじまります」「黙ってて気まずいくらいなら…と喋ってしまう…」など、多くの共感のコメントが寄せられた。そこで同作について、作者のみくるべさんに詳しい話を聞いた。
ー夜に後悔する癖は、いつ頃からでしょうか?
小学生のときくらいから夜になると『なんであんなこと言っちゃったんだろう?』って後悔していました。恥ずかしいことを思い出して泣いちゃって、親を驚かせたこともあります(笑)
ーZOOMで喋りすぎたあと、一番強く『やってしまった』と後悔したポイントはどこですか?
喋り倒したあとに『みんなはどう思う?』って、とにかくなんでもいいから反応が欲しくて聞いてしまうんです。でも何も返ってこなかったときの、あのなんともいえない空気感…。その場ですでに空回ってるのが伝わってきて、恥ずかしくて消えたくなります。でもまた次も沈黙に耐えきれずに同じことを繰り返しちゃうんですよね。
ー気持ちを切り替えるためにしていることはありますか?
漫画やドラマを一気に見て、自分以外のことを考えるようにしています。あとはこうして漫画に描いて知ってもらうことで、気持ちを切り替えさせてもらってます!
<みくるべさん関連情報>
https://www.instagram.com/mikurube_manga/
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