10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」はこのほど、全国の14歳~19歳の若者を対象に「自分の苗字や名前を読み間違えられたことはあるか」についてのアンケート調査を実施、結果を公開した。
調査によると、43.9%の若者が「読み間違えられた経験がある」と回答。中でも最も多かった読み間違えが「濁点があるかないか」というもの。「ハマザキなのにハマサキ」「ネザキなのにネサキ」など、「サ」と「ザ」の使い分けで間違えられる意見が目立った。他にも「ササガワなのにササカワ」「タドコロなのにダドコロ」など、濁点のありなしでの読み間違えの回答は多く、名前の間違えの定番なのかもしれない。
メジャーな苗字・名前の方からの読み間違えの回答もあり、最も多かったのが、「ワタベ」と「ワタナベ」の読み間違い。ワタナベさんもワタベさんも知名度のある有名人も多いことから、間違えられるケースがよくあることも分かった。他には、読み間違えではないが、「ヅ」と「ズ」を書き間違えられて困惑する意見も多く寄せられた。「シヅクと書くのがシズクと書かれた」「キズナと書くのにキヅナと書かれた」など、読みでは変わらないものも、書くことで「名前を間違えられていたんだ」と発見する若者もいた。
また、「自分の苗字や名前を読み間違えられたことがない」と回答をした56.1%の若者のほとんどが「わかりやすい名前だから」と回答。「誰もが誤読しようがない簡単な苗字だから」といったメジャー苗字であることを理由に挙げる若者がいる一方、「珍しくて周りにいない苗字だから間違えられない」という声も。総じて、読み方が単純なメジャー苗字かマイナー苗字だと間違えが少ないのかもしれない。
◆「ワカモノリサーチ」(https://wakamono-research.co.jp/media/)