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「ドラクエⅢ」「モンハン」などひしめく強豪抑えた大賞は“完全オリジナル”RPG【日本ゲーム大賞2025】

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「日本ゲーム大賞2025」の受賞者による集合写真
「日本ゲーム大賞2025」の受賞者による集合写真

 優れたゲームソフトウェア作品を選考し表彰する「日本ゲーム大賞2025」が23日、東京のイイノホールで開催された。栄えある年間大賞には「メタファー:リファンタジオ」(アトラス社)が選ばれた。

 「日本ゲーム大賞」(前身はCESA大賞)は1996年から始まった。第1回受賞作品は「サクラ大戦」(セガ)。今年も、2024年4月1日から2025年5月31日までの間に日本国内でリリースされた3000本以上の対象作品の中から、優秀作品11作が選出され、その11作の中から、年間大賞が選出された。

 優秀賞を獲得した作品の中には、名作リメイクの「ドラゴンクエストⅢ」や、「モンスターハンター」シリーズの最新作など、メジャーなタイトルがズラリ。しかし、大賞を獲得したのは、完全オリジナルの新作ファンタジーRPGゲーム「メタファー:リファンタジオ」だった。

 全ての受賞作品が発表され、最後に大賞が発表された。ピアニストのハラミちゃんにより、「メタファー」のゲーム内楽曲が演奏され、大賞作品として名前が読み上げられた。登壇した同作プロデューサーの橋野桂氏は「こういうのって先に教えてもらえるものかと思っていました…。普通にビックリしていますが、本当に嬉しいです」と笑顔。キャラクターデザインの副島成記氏は「開発スタッフと喜びを分かち合いたい。この賞を今後の糧にしていきたいです。ありがとうございました」とコメントした。

 また、受賞式のプレゼンターとして、ゲーム好きで知られる俳優の本郷奏多(34)も登壇。花束を副島氏に渡し「本当にたまたま、この作品のテレビCMをやらせていただいている。その節はお世話になりました」と縁が深い作品であることを告白した。そして「ご縁もあって、ワクワクしながらプレーさせてもらった。すごいストーリー展開と、綺麗なグラフィックと、素晴らしい音楽と、本当に夢中になって体験させていただいた。ゲームファンのためにもこれからも面白い作品を作っていってください」といちゲーマーとして言葉を贈っていた。  

 以下は発表された受賞作品。 

 年間ゲーム大賞「メタファー:リファンタジオ」(アトラス)

 経済産業大臣賞「Nintendo Switch 2」(任天堂)

 ブレイクスルー賞「Clair Obscur:EXpedition 33」(ケプラー・インタラクティブ)

 ムーブメント賞 「Pokémon Trading Card Game Pocket(通称・ポケポケ)」(ポケモン)

 年間優秀賞 「メタファー:リファンタジオ」(アトラス)

 「都市伝説解体センター」(集英社ゲームズ)

 「ロマンシング サガ2 リメイクオブザセブン」(スクウェア・エニックス)

 「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…」(スクウェア・エニックス)

 「真・三國無双 ORIGINS」(コーエーテクモ)

 「首藤高バトル/TokyoXtremeRacer」(元気)

 「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」(セガ)

 「モンスターハンターワイルズ」(カプコン)

 「HUNDRED LINE-最終防衛学園-」(アニプレックス)

 「ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女」(レベルファイブ)

 「ELDEN RING NIGHTREIGN」(フロム・ソフトウェア)

 特別賞 「PlayStationStore」(ソニー)

 ゲームデザイナーズ大賞 「INDIKA」(Odd Meter)

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