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保守党・百田代表、河村たかし氏の“反党行為”も指摘 竹上裕子氏の突然の離党届に憮然「礼儀は」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
百田尚樹氏
百田尚樹氏

 日本保守党の百田尚樹代表(69)が20日、自身のYouTubeチャンネルで、同党の竹上裕子衆院議員(65)=比例東海=が19日付で離党届を出したことについて言及した。

 百田氏は「法律的には、全然問題ありません。彼女は非難されることは何もありません。けど、人としての礼儀はどうなっているの?ということです」と指摘。最後には「ひと言だけ言いたい。あなた65歳です。ええ歳です。前期高齢者です。元教師です。学校の先生です。これ以上は言いません。人としての礼儀というのは、それなりに学んできたんじゃないんでしょうか」と、竹上氏の行動に苦言を呈した。

 竹上氏の離党届を“寝耳に水”とした百田氏は「竹上さんが、我々の党にどんな不満を持っていたか知りません。今まで言われたことないですからね。改善してほしい、私はこんな不満を持っているということを思うならね、一緒に戦ってきた仲間ですから。当然そういうこと言うのが当たり前」と首をかしげた。

 「離党したいんだったら『長い間お世話になりました』とか、普通にあいさつする。これを一切欠いてですね、きのう(19日)突然離党届が(党に)配達証明で送られてきた。私たちにはひと言あいさつないのに、地元の自分の知っている記者にベラベラしゃべっているみたいなんですよ。それ、私らに最初に言わなあかんのちゃいますの…と思うんですが」といぶかった。

 離党届を受理していないとした百田氏は「竹上さんがどうしても辞めるんだと言った場合、離党届は受理しません。その代わり、辞職勧告をします。『議員を辞めてください。あなたの議席は、日本保守党が取った議席です。辞めるんやったら、議員も辞めてください』」と、比例東海ブロックで当選した竹上氏への対応を示唆。議員辞職に応じない場合は「ただちに除籍処分といたします」との見方を示した。

 竹上氏が離党届を出した19日、百田氏は河村たかし共同代表(76)、有本香事務総長(63)と名古屋市内で会談していたといい「実に不可解なタイミング」とした。「19日に私と河村さん、有本さんが会った。非常に重要な会談。まさにその会談を狙ったかのように、19日付で突然、その日付で辞めますっていうのは、どう見ても偶然の一致とは思えない」と推察した。

 “重要な会談”の内容は言えないとしたものの「少なくとも月曜(22日)には党の公式発表としてやります」と予告した百田氏。「ここへ来て名古屋は…本当に東海地方は、ちょっといろいろやっかいな問題がいっぱい起きてきてね。その中心人物が河村たかしなんです。はっきり言いまして。河村たかしさんは、これまで反党行為と見えるようなそういう行為は山ほどありました。そして河村たかしさんの周辺の人物にも、反党行為だろうと思われるような行為が山ほどあった。私たちはずっと抑えてきた」と、河村氏の反党行為を明かした。

 “仮の話”と前置きした百田氏は「維新の(離党した)3人、ある人物、そこに竹上が入って5人。5人やったら政党できる。5人いると国政政党になれるんですよ。国政政党になったら、いろんな便利がある。選挙する時も有利ですけど、国会でも質問に立てる。もうひとつ、政党助成金が入る」「ある人物とは、河村さんですわ。河村さんはずっと、政党助成金をよこせとずっと言ってきた」「5人集まって新しい国政政党をつくった場合には、来年1月時点から政党助成金がドーンと入ります」と止まらなかった。

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