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高市早苗氏「人工関節」を告白 更年期の症状を気付かず放置 初の女性総理目指し「ホルモンバランス」も言及

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
総裁選出馬会見に臨む高市早苗氏=衆院議員会館
総裁選出馬会見に臨む高市早苗氏=衆院議員会館

 自民党の高市早苗前経済安全保障担当相(64)が19日、国会内で記者会見し、総裁選への立候補を正式に表明した。

 「責任ある積極財政」を掲げ、ガソリン税の暫定税率の廃止やいわゆる「103万円の壁」を撤廃して178万円に近づけるなど、国民民主党との3党幹事長合意を進めることなどを明言。「スパイ防止法」の制定も進めるとした。

 新総裁となれば、日本初の女性総理大臣が誕生する流れとなる。会見では女性の活躍について2013年に「将来にわたってホルモンバランスの変化を起きやすい、そういった女性の健康をサポートするため政策の検討」していたことにも言及した。

 自身についても「40代前半から更年期障害が始まりました」と告白。初入閣時の会見で寒気を感じていたのに汗が止まらなかったことがあったという。

 さらに「更年期にかかりやすい病気」についても言及。脚の関節に痛みがあり、かかりつけの医師に相談したが「脚の使いすぎですかね」と痛み止めと湿布薬を処方された。翌月になっても痛みが引かず、もう一度、医師もとを訪れたが同じ対応だった。その後、別の病院で診断してもらったところ「更年期にかかりやすい、関節リウマチ」ということだった。「その診断が出るまで何年もかかっちゃったもんだから、関節を1個失いまして、今は人工関節でございます」とサラッと語った。

 続けて「しかし、品質保証期間は30年以上と言われてますから、元気に走ることは全然大丈夫でございます」と笑顔。「ただ、わたしと同じような思いをする方、これ以上増やしたくない。だから、診療にかかわらず、すべての医師たちが『更年期の女性が来て、こういう症状を訴えたら、こういう病気の可能性があるんじゃないか』ということを知っててほしい」と働く女性としての思いを明かした。

 女性は生理、更年期、周産期にも苦しい時があるとコメント。「学校や職場でもその女性が辛い時に、男性にもちゃんと理解していだけるように。そういう啓発活動も進めてまいりたいと思います」とした。2024年に厚生労働省の「女性の健康ナショナルセンターに関連する提言」が出されたことにも触れ、取り組みが進むことに「大いに期待しているし、応援をしています」と語った。

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