第77回エミー賞が開催され、『ザ・スタジオ』がコメディシリーズ部門で13冠という新記録を達成した。新任の映画スタジオ代表の苦悩を描いたApple TV+で配信中の同ドラマは、作品賞をはじめ、クリエイターでもあるセス・ローゲンの主演男優賞、監督賞、脚本賞など、2023年に10冠を記録した『一流シェフのファミリーレストラン』を上回った。
一方、ドラマ部門では医療ドラマの『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』が作品賞のほか、ノア・ワイリーの主演男優賞、キャサリン・ラ・ナサの助演女優賞に輝き、クラスメイトを殺害した13歳の少年をテーマにした『アドレセンス』がリミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ部門の作品賞のほか、オーウェン・クーパーが最年少で助演男優賞に選ばれるなど6部門を受賞した。
ロサンゼルスで開かれた同式典には、昨年ドラマ『SHOGUN 将軍』で主演男優賞と主演女優賞にそれぞれ輝いた真田広之とアンナ・サワイがプレゼンターとして登場した。