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「なんで鳴んねん!!」法螺貝の代わりにラップの芯を吹く山伏が話題 実際に吹いた人の動画も集まる

米田ゆきほ 米田ゆきほ

法螺貝の代わりにラップの芯を吹く山伏の動画が話題だ。

山伏のなごむさん(@756ecl)が投稿したのは、ラップの芯を口に当て、法螺貝のような音色を見事に奏でる様子。

合戦が始まる…!と思わせる音色が、まさかラップの芯から鳴っているとは。シュールな光景はXで話題を呼び、自宅で実際に吹いてみた人々の動画も集まる事態に。投稿主である山伏、なごむさんに吹き方のコツなど聞いてみた。

――ラップの芯の吹き方は? 

なごむ:唇をピンと張った状態でラップの芯の先端を唇に押し当て、息を吐くときに唇の振動をラップの芯に伝わせることで音が鳴ります。唇の張りを緩めて息をゆっくり吹き込むと低い音が鳴り、唇の張りを強めて息も早く吹き込むと高音が鳴りますよ。 

――ラップの芯で代用できる、と気づいたきっかけはなんでしたか? 

なごむ:実は私は僧籍を所持する山伏。お寺の法要や山岳修行の時に法螺貝を吹けるようになりたくて、お金を溜めてついに昨年(2024年)、念願の法螺貝を購入しました。でも音が大きく、自宅や公園で練習をすると騒音問題になる不安がありました。法螺貝が上手な山伏に相談したところ、ラップの芯が代用になると教えてくれたんです。 

――初めて音が鳴った時のお気持ちは? 

なごむ:「なんで鳴んねん!!」と思いました(笑)。 

――コツは? 

なごむ:あまり力まず、リラックスして息を吹き込むと安定感のある音が鳴ります。高音は難しいので、最初の目標は低音を安定して出せるようになること。上達して、音に“節”が付けられたら、法螺貝っぽい“味のある”音色になります。

――鳴りやすい、おすすめの芯はありますか? 

なごむ:芯を握る手に力が入るので、ある程度の硬さが必要。短いと空気がすぐに抜けて鳴りにくいし、トイレットペーパーの芯は薄くて紙がふやける可能性も。硬さ、長さ、耐久性の面でラップの芯、もしくはアルミホイルの芯がおすすめです。

 ――法螺貝を吹きたい方にメッセージを

なごむ:これから山伏になりたい方や武士(もののふ)として合戦で法螺貝を吹くという大活躍がしたい方は、ぜひ法螺貝が手に入るまでの間ラップの芯で法螺貝の練習をしてください!一緒に法螺貝セッションしましょう!

◇    ◇

SNSでは「やってみたら鳴った!私は法螺貝吹けるってことか?」「ラップの芯のポテンシャルの高さ」「急ぎの合戦でも安心」「法螺貝吹けたら最高にかっこいい」などの反響が集まった。山伏だけでなく、年末の忘年会一発芸に向けて練習してみても良いのでは。

なごむ X
https://x.com/756ecl

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