放射能汚染されたエビを食べた人間が、エイリアンに変身してしまう可能性がある?米上院議員の議会での発言が物議を醸している。
最近、アメリカのスーパーマーケット、ウォルマートなどの店舗で販売されていたエビが放射性同位体セシウム137による汚染の可能性から回収される事態となっていた。
これを受けて、ルイジアナ州選出の共和党上院議員ジョン・ケネディ氏が、汚染された魚介類を食べることで、1979年のリドリー・スコット監督映画「エイリアン」さながら、人間が原型を留めない姿に変貌すると発言した。
同作でジョン・ハート演じるギルバート・ケインの胸からエイリアンの画像を示しケネディ氏はこう主張する。「これが、他国からアメリカに送られてくる生の冷凍エビを食べた結果、皆さんがなるかもしれない姿です。映画のエイリアンのように見えるのは何故か?それはエビが放射能に汚染されているからです」
ケネディ氏は「エイリアンに変身しないとしても、これは命取りです。保証します。食べたら、耳がもう一つ生えてきます」と熱弁したが、具体的な証拠は示さなかった。