今年の「第67回グラミー賞」で「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞」の2冠に輝いた歌手サブリナ・カーペンター(26)は、ニューアルバム「マンズ・ベスト・フレンド」のカバーに批判が集まったことに驚いたという。
8月29日(現地時間)にリリースされたセカンドアルバムのジャケット写真では、四つん這いになったサブリナが隣に立つ男性から髪の毛を引っ張られている姿が写されている。SNSなどでは「音楽を題材にしたポルノはやめてもらえませんか?」「これは非常に屈辱的だ」「やめてよ!これを当たり前にしないで」などと厳しいコメントが殺到。ただ、サブリナ自身は、それほど多くの人に不快に思われるとは思ってもいなかったそうだ。
NPRとのインタビューでサブリナは「驚いたわ」と正直な感想。「このアルバムカバーを作っている時、私の髪で優しく遊んでいる男性からインスパイアされていたから」と“犬”ショットが誕生した経緯も語った。
そして、この写真がアルバムタイトルにぴったりだと感じたとして、「この犬と自分の間には、感情的に多くのメタファーがあったと思うの。マンズ・ベスト・フレンド(人間の最良の友)って言葉に伴う、支配と服従の力関係も含めたさまざまな意味とか」と説明。「だからこの写真を見た時、これだと思った。まさにこの音楽を表してると感じたの」と続けている。