参政党の神谷宗幣代表（47）が5日、自身のX（旧ツイッター）を更新。宮城県知事選（10月9日告示、26日投開票）に候補者を擁立する考えを明らかにした。
神谷氏は「国政ではだいぶ問題提起ができましたから次は地方です。まず、宮城県民のお考えを問いたいと考えています。来週には応援する方を発表できると思います」とつづった。
同県知事選には、6選を目指す現職の村井嘉浩知事（65）が3日、無所属で立候補する考えを表明している。
地元紙に掲載された自身のインタビュー記事を引用した神谷氏は「選挙で白黒つけましょう」と意欲を見せた。参院選期間中の仙台市での街頭演説で、神谷氏は宮城県の水道事業について「外資に売った」などと主張。村井氏は事実誤認だとして訂正や意見交換などを求めたが、神谷氏は応じなかった。
神谷氏は「宮城県知事選挙に我々が関わっていくことには、生活インフラを外資に任せたり、移民受け入れを進めようとしたら、首長は続けられないという事例をつくるという目的もあります。こうしたことが当たり前だという政治を変えましょう」と投稿し、村井氏の政策に批判的だった。
宮城県知事選には村井氏、立憲民主党の遊佐美由紀宮城県議（62）、宮城県角田（かくだ）市元職員の伊藤修人氏（32）が出馬の意向を示している。他にも、自民党の和田政宗前参院議員（50）に知事選への立候補を要請する動きがある。
