東日本大震災から15年を迎えた11日、東北出身の芸能人たちがSNSなどで故郷への思いをつづった。
お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお(宮城県出身)は、自身のブログで「15年。」と題し、長文を寄せた。「東日本大震災の発生から15年。今年も、宮城県気仙沼市に来ています。震災当日を含めると、この日は16年連続で気仙沼にいるんだなー」と今年も東北に滞在していることを伝えると、「今日も気仙沼で色んな方とお話しました。ご家族が亡くなられた方、未だ行方不明のご家族がいる方…。無事だった我々なんかにはどうやったって同じ気持ちにはなれないけど、これからも出来る限り寄り添って生きたい。あの津波から共に逃げて助かった事には変わりないから」と胸中を吐露。午前1時に書き込みをしていることを明かし、きれいな星空に見入る一方、「震災の日の夜、気仙沼の空はオレンジ色でした。津波で重油タンクが流されて、その重油に火がつき、とにかく火事が凄くて空まで明るかった。何年経っても、あの怖かった時間とか音とか匂いは忘れない」と振り返った。
これまでの年月はあっという間だったという現地の人々の話を伝え、「俺ら、15年前はまだ36歳だったんだ。51歳だもんなー。今。経験した大人が、しっかりと子ども達に伝えて行かないとですね。改めて、この日は強く思います。気仙沼大島より」と結んだ。
乃木坂46の元メンバーで女優の久保史緒里(宮城県)は、インスタグラムで「R8 3 11」と刻印された風景写真とともに、「東日本大震災から今日で15年が経ちました。当時、9歳で経験した記憶は、今も鮮明に私の中に刻まれています。あの時の経験を、忘れないこと。そして、伝えていくこと。この先もずっと、私の心には故郷への想いがあります。ふるさと東北への想いを胸に、些細なことでも、私にできることを」と誓い新た。「いつやってくるのかわからない自然の恐ろしさを感じる日々です。あの頃守っていただいていた自分も、これからは誰かを守れるように。何より、先ずは自分自身を守れるように。日頃の備えを改めて見直したいと思います」とつづった。
俳優の宮世琉弥(宮城県)もインスタで「時間が経つほど、出来事は少しずつ『過去』になっていく感覚があると思います。でも、あの日を経験した人たちにとっては、きっと今も続いている現実でもあると思います。あの日、たくさんの人の大切なものが失われました。たくさんの人の人生が大きく変わりました。そして、たくさんの人が必死に前を向いて、ここまで歩んできた15年でもあります」と故郷へ思いを馳せ、「だからこそ僕は、芸能活動を通して伝え続けていきたいと思っています。『日本でこんな出来事があったんだよ』『こんな想いをしてきた人たちがいるんだよ』時間が経っても、その記憶や想いが風化してしまわないように」と震災の記憶を伝えていく決意を記した。
声優の山寺宏一(宮城県)はX(旧ツイッター)で、自身がナレーションを務めた防災啓発動画のリポストとともに「あらためて」とひと言。また、復興支援ソング「虹を架けよう」のリンクを添えて「この気持ちを忘れずに」とツイートした。
歌手の高橋ジョージ(宮城県)はギターを持って海岸で歌う思い出の写真をインスタに投稿し、「あの日の波の流れは変えれなかったけど、、あの日から人の心は変わったような気がする」とつづり、女優の山谷花純(宮城県)、声優の永野愛理(宮城県)はXでヤフーやLINEのチャリティー検索企画を紹介。お笑いタレントの古坂大魔王(青森県)は「今日は思いを馳せる日」とつぶやいた。