人気バンド「怒髪天」のボーカル増子直純(59)が24日、グループのオフィシャルブログに「許せねぇ!」とのタイトルで記事を更新。23日の横浜公演で迷惑行為や痴漢被害などが発生したことに、文字通り“怒髪天”の怒りをぶちまけた。
増子は「昨夜の横浜FADでの公演中に酩酊(めいてい)者の迷惑行為と痴漢行為があったとの報告がきた。腹ワタが煮え繰り返る思いだ」とし、さらに「守ってあげられなくて本当に本当に申し訳ない。なんとか対処してやりたかった。」と被害に遭った観客にわびた。
「以前から言っている様にライブ中は全員俺のオンナと義兄弟だと思って臨んでいる。そんな俺にとって大切な存在を傷つける人間を許せるはずがない」と思いをつづった増子は「ライブなんてまたやり直せば良いんだから曲の途中でも何でも勇気出して手を挙げるなり俺や周りにサインを送って欲しい。逆に俺の方が罪が重くなるくらい徹底的に対処するから任せてくれ」と呼びかけた。
増子は「せっかくラットボーンズとの楽しい宴だったのに泥塗りやがってマジでキッチリ小さく折り畳んでやりたい!クソ野郎が」「あぁ腹が立つ」などと怒りが収まらなかったが「被害にあった界隈は凄く不快な思いしただろうね本当にごめんね。もっと対策を考えて強化する努力をするから」と再発防止を約束していた。
怒髪天は24日、公式サイトなどで、23日の横浜公演終了後に複数の観客から迷惑行為、痴漢行為の被害を受けたとの報告があったとして「迷惑行為、特に痴漢行為含めた犯罪行為に関しては決して許される行為ではありません」「怒髪天の公演におきましてそのような行為が特定された場合には、公演中であっても中断し厳正に対処致します」などと声明を出した。